リュート歌曲

Lute Songs

Lute Songs

ダウランドリュート歌曲を聴いています。


あっ、リュートっていうのは、ギターの祖先となった中世時代の楽器で、ダウランドっていうのは、そのジャンルで有名な作曲家さんの名前ね。


実は私は、もともとはリュートを弾いていたのですが、リュートは、素朴で消え入りそうな音を出す弦楽器です。
だからこそ、なんというか、とても品のいい高貴な地下墓地のような雰囲気の音色を奏でられる楽器だなぁ・・・・と思うのですよ。
この音色は、クラシックギターでは絶対に出せません!!
奏法とか、そういう問題ではないのです。
だから、皆さんもリュートを買って、弾いてみましょう。
クラシックギターが弾ける人なら弾けますよ。
病みつきになりますよー(笑)


私の曲「シャンソン・フュネライユ」では、このリュートを使って、和音をジャカジャカ弾いたりもするんですけどね(笑)
古楽の奏法から言うと、邪道な弾き方ですが、中世の祭りではそういう弾き方もしていた可能性があります。


来年辺り、このリュートチェンバロを使った古楽と、ポルトガルギターで奏でられるポルトガルのファドと、私のオリジナル曲「シャンソン・フュネライユ」の世界を融合したコンサートをやってみたいと企んでいるんですけどねー。


それにしても、CDジャケットの中世の絵っていいですねー。
私もこの絵に憧れて、「埋葬画」という装飾写本風のイラストを描いてます。
いつか個展をしてみたいと思っていますが、なんか、個展開催にかかる費用を計算してみると・・・非現実的な気がして参ります(汗)
あはははは。