世界でいちばん優しい音楽
世界でいちばん優しい音楽 (1) (講談社コミックスキス (29巻))
- 作者: 小沢真理
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/09
- メディア: 新書
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愛する夫に先立たれたシングルマザー「すぅ」と、その娘「のんのん(のぞみ)」の大変だけど、楽しく、素敵な日常を描いた愛の物語。
「世界でいちばん優しい音楽」は、私のお気に入りの作品です。
彼女の作品には、深い、愛の哲学がある。
「墓場の哲学」というものがこの世にあるのなら(笑)、彼女の語る哲学は、日常の哲学、ぬくもりの哲学でしょうか。
私には書けないなぁ・・・。
羨ましい。
彼女は、マンガ家である以上に詩人ですね♪
作品の端々に出てくる紡がれた言葉は、まさに詩だと思います。
ちょっと前に流行った「ハチミツとクローバー」が、大きな夢に憧れた若者達の苦悩の詩なら、
「世界でいちばん優しい音楽」は、小さな日常を大切にする大人達の奮闘の詩(笑)
ハチクロは、やっぱりロックが合いますね。
「世界でいちばん優しい音楽」は、ミュゼットをかけながら読みたい作品です。
「GOOD LUCKを祈ってる・・・
路地裏のちっぽけなノラ猫にも
ささやかなわたしたちのあしたにも・・・・」