世界でいちばん優しい音楽

小沢真理さんは、数少ない、私の尊敬してるマンガ家さんの一人です♪


愛する夫に先立たれたシングルマザー「すぅ」と、その娘「のんのん(のぞみ)」の大変だけど、楽しく、素敵な日常を描いた愛の物語。
「世界でいちばん優しい音楽」は、私のお気に入りの作品です。


彼女の作品には、深い、愛の哲学がある。


「墓場の哲学」というものがこの世にあるのなら(笑)、彼女の語る哲学は、日常の哲学、ぬくもりの哲学でしょうか。


私には書けないなぁ・・・。
羨ましい。


彼女は、マンガ家である以上に詩人ですね♪
作品の端々に出てくる紡がれた言葉は、まさに詩だと思います。


ちょっと前に流行った「ハチミツとクローバー」が、大きな夢に憧れた若者達の苦悩の詩なら、
「世界でいちばん優しい音楽」は、小さな日常を大切にする大人達の奮闘の詩(笑)


ハチクロは、やっぱりロックが合いますね。
「世界でいちばん優しい音楽」は、ミュゼットをかけながら読みたい作品です。




「GOOD LUCKを祈ってる・・・


路地裏のちっぽけなノラ猫にも
ささやかなわたしたちのあしたにも・・・・」