マカーブル

なんか恐い骸骨の絵だと思いますか?
骸骨というと、ロックとか、メタルとか、思いますか?
とんでもない!!
クラシックの世界こそ、本当は骸骨だらけなんですよ。
だって、古い時代のヨーロッパには、死を表現した死者の絵、死者の音楽、死者の詩なんて、たくさんあったんですから。


そういう文化を「マカーブル」といって、私の作る作品もこういった文化に影響を受けているものなのです
(「シャンソン・フュネライユ」の「マカーブルJAZZ」という曲種の名前は、この意味です)


ちなみにクラシックって、私は好きなのです。


その理由はいろいろですが、やっぱり一番は、編曲に凝っている所が好き。
また、根底にキリスト教精神がある為か、厳粛な空気がある所も好きです。


サン=サーンス(彼の作品で一番好きなのは、ベネディクト修道会の礼拝で歌われていた賛美歌「O salutaris hostia」のオルガン歌曲♪)の「死の舞踏」などのように「ダンス・マカーブル(死の芸術)」の精神が根底にある曲などが、いくらでもある所も私向きです(笑)


まぁ、こういった死のユーモアに関しては、フラメンコだって負けずにあるんですけどね〜。