それだけじゃお腹がすくわ♪
別れ、離れ、途絶えた、好きだった人の事を、忘れる日なんて来るのでしょうか?
来るのかもしれません。
あるいは、その人の事を忘れる事はなくても、その人を好きだったという気持ちは、やがて長い時が薄れさせ、いつか、幼少の頃の友達との記憶のように、色あせ、微かな傷跡だけが証となる。
そんな日が来るのかもしれませんね〜。
「こどものおもちゃ」の倉田美紗子も言ってますね。
「年月は人の心を変える・・・。
苦い記憶をやわらげ、忘却を繰り返し、
すぐ近くにいる人間に温もりを感じて、
やがて、それぞれ別の世界で・・・」
ジュディアンドマリーの
YUKIも言ってますね。
「思い出はいつもきれいだけど、
それだけじゃ、お腹がすくわ」
それが、人間にとって、あるいは、救いなのかもしれません。
そうしなければ、人は前に進めない生き物ですからねー。
いずれ決別の時が来るとしても、目の前にいる者に、人は再び夢を見るのです。
愚かでも、鈍感でも。
何度でも。
だけどね、
それが、一瞬の時間でも、
約束したように、
望んだように、
永遠でなかったとしても、
出会った者には役目があったのでしょう。
幼少の頃に、永遠の友だと誓った少年は、どこにもいなくなった今も、やはり私の永遠の友なのかもしれません。 例え、お互いに忘れ去った今でも。
だって、今の私を形作ったのは、昔の私だもんね。
それは、永遠に残る証じゃないでしょうか。
人は一瞬、一瞬で、出会い、離れていくけれど、ちゃんと、様々なものを永遠に残していくのです。
そもそも、永遠など、我々には、計り知れんのです。
何をもって永遠なのか?
私は忘れないでしょう。
好きだった人を。
でも、まぁ・・・・。
忘れちゃうかもしれん(笑)
生きていくっていうのは、そういう事。
だって、肉体はいつか朽ちるしね。
脳みそだって、記憶だって、土に帰るのさ。
でも、まぁ、いいじゃないか。
無駄では無かったのだから。
その時に、私達は、果たすべき役割を果たしたのだから。
いずれこの肉体が朽ち、
土に帰り、
私という人格がなくなり、
再び、どこかで生まれ変わるのだとしたら。
それも、また、永遠であり、
やっばり、いつまでもあなたが大好きだという事なんだよ。
きっと。
最後に、JUDY AND MARYのYUKIの詩♪
「もし、生まれ変わって、
違う私でも、
永遠に、銀河の風に吹かれて〜」
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