フランスと墓場

フランス語が好きです♪


スペイン語も大好きだけど、一番好きなのは、フランス語なのかもしれません。
あの発音の独特さがたまらないじゃありませんか。


さて、ペス・デ・トゥンバ(墓場の魚)のサイトにも、フランス語が使われています。
この言葉は何でしょう?



これは、私が一番好きなフランスのことわざで、
「行ける所まで行き、然るべき場所で死ね」
という意味の一文♪
いい言葉ですよねー。


これは、「墓を掘る」


ペス・デ・トゥンバ(墓場の魚)のテーマの一つは「皮肉」ですが、墓ほど「皮肉」にふさわしい場所は無いと私は思っております。
表現にしたって、「墓穴を掘る」「ミイラ取りがミイラになる」「死人に口無し」みーんな、この手の言葉の意味って皮肉ですよね。
フランスにも「Homme mort ne fait guerre.」(死んだ人間は戦争をしない)なんていう諺があります。


つまり、この場合の「死」とか、「墓」っていうのは、オカルトとかじゃなくて(笑)、究極の皮肉表現なんですね♪


ヨーロッパのヴァニタス(虚栄)という絵画ジャンル、ラテンのカラベラという祭り。
どちらも死を使って、現世を皮肉る究極の陽気な文化だったり♪


さて、よくバンド名の由来を尋ねられるのですが、これで由来の半分はわかりましたね?(笑)
後の半分はまたの機会に〜。