オオアカヒトデ
海水魚ショップの店員さんに、名称不明の謎のヒトデの幼体が入荷したから見てほしいと連絡をもらい、行ってみたら、オオアカヒトデの幼体でした。
あんまり流通にのらない種類だものね。
こういう岩とか、他の生き物にくっついて、偶然、入ってきた生体を、ショップでは「混ざり物」と呼びます。
で、根回ししてあるので、「混ざり物」は大抵、あたいがいただく(笑)
さて、オオアカヒトデの幼体。
いただいたのですが、かなり小さいので、なかなか難しい。
この手の幼体を育てるのは、かなーり難易度が高いのです。
でも、他のヒトデに食べられないように隔離して育てていたら、しばらくたって、だいぶ大きくなってきました♪
順調に育ってます。
さて、私にとって良い海水槽とは?
- 微生物が繁殖するように、サンゴ砂を敷き、そこにペレットを溶かしてデトリタス(ゴミ餌)を作る。
- 活牡蠣の貝殻の表面にはフジツボや、海藻などが生えているので、入れておくといいです。
- 貝殻からカルシウムが溶け出して、オニヒトデなどの栄養にもなります。
- 適度に日光を当てて、ガラス面に藻を生やす。
- 魚は一切入れないので、微生物がたくさん繁殖する。
これが、栄養満点の良い水槽ですね。
ヒトデやウニの飼育に向いています。
でも、一般的な観賞用の水槽だと、これらの事は、みんな駄目とされています(笑)
観賞用なので、コケは絶対、生やさない。
日光はコケを育てるので、駄目。
微生物は気持ち悪いので、湧かないようにする。
まっ、オフィスとかの飾り目的の水槽と、棘皮類にとっていい環境の水槽とは違うものなのです。