アマランティナギター

本日は、うちのバンドと劇団の、目玉楽器の一つ、アマランティナギターという弦楽器をご紹介いたしますね〜。


最近、どこかの日本の楽器店がチェンバロギターという弦楽器を作りましたね。
何でもギターなのに、チェンバロのような音がする品の良いギターみたいです。
確かにチェンバロの構造は、弦を叩いて音を出すピアノと違って、弦を引っ掻いて音を出す鍵盤楽器なので、ギターに近い部分があり、チェンバロの音を、ある種の弦楽器で再現できる・・・というのは、わかる気がします♪


さて、しかし、チェンバロギターという最近の楽器に頼らなくても、チェンバロのような音色の弦楽器は、実は昔から存在しているのです。
その一つが、ポルトガルのアマランティナ地方でのみ、昔から使われている鉄弦ギター、アマランティナギターです。


このギターのすごい所は、弦が複弦どころか、一つのコースに三本はる所です(汗)
そのせいか、他の要素のせいかはわからないのですが、このギターは、非常に軽やかで、品がよく、まさにチェンバロの音色がします。


いわゆるアコースティックギターよりも、全然、タッチが柔らかいのと、また、調律の弦配列が普通の弦楽器のように下から上にかけて、低くなるのではなく、上も下も高音なので、全く独特の音色をかもし出す事ができる楽器なのです。


まぁ、チェンバロの音が欲しい時は、チェンバロを使えよ!!って、思うでしょうけれど(笑)、会場の都合などで、どうしてもチェンバロが運びこめなかったり、遠方ゆえ、あるいは野外での演奏ゆえ難しい時があると思います。
そういった時などに、皆さんのバンドにも、ぜひ、この持ち運び簡単なアマランティナギターはいかがでしょう?


このギターを使用しているのは、現在は恐らく日本では、うちのバンド「ペス・デ・トゥンバ(墓場の魚)」だけだと思います(笑)
ぜひ、機会がありましたら、この素敵な音色を持つギターの演奏を見に来てくださいね〜♪


ペス・デ・トゥンバ(墓の魚)・公式サイト
http://www.h7.dion.ne.jp/~witch666/majorin/index100.html