生きている証
Da Vida Quero Os Sinais(生きている証)というファドの曲が好き。
ミージアのアルバムに収録されている曲なんだけど、普通のファドの編曲ではないのですよ、これ。
もともと、ファドはクラシックギター(あるいはフラメンコギター)と、ポルトガルギターの伴奏に歌、というシンプルな構成で奏でられるものなのですが、ミージアは、アコーディオン、ウッドベース、ピアノなど、様々な楽器を使い、ある意味、斬新な古典ファドの世界を見せてくれます♪
その中でも、この曲Da Vida Quero Os Sinais(生きている証)は、ストリングス(バイオリンやチェロ)のみで歌われるという特殊な編曲を施されているのです。
ベースも、ギターも無い。なんか、哲学的で素敵な編曲なんだわさ。
ちなみにファドの伴奏に使われるギターには諸説あって、クラシックギターだと言う人もいるし、クラシックギターに鉄弦を張ったものを使うと書いている本もありますね。
ファド用の特殊に大きい低音ギター(バスギター系)を使うと聞いた事もあります(ヴィオラ・ダ・バイショだっけ?)。
さすがに、この特殊なギターは、ポルトガルにでも行かない限り、入手できないでしょうねー。
ほしーなー(笑)
バンドメンバーの誰かに、ポルトガルに行って、買って来てもらいたいな(笑)