ライブ写真をアップいたしました♪
先日、横浜にぎわい座で行われた、フラメンコとアルゼンチンタンゴのお祭り「フラメンコ&ラテンフェスティバル」で演奏した時のライブ写真*1をサイトにアップいたしました♪
バンド「墓の魚」公式サイトhttp://www.h7.dion.ne.jp/~witch666/majorin/index100.html
さてさて、次のライブは、2012年1月22日(日)の夜、赤坂のクラシック専門のライブハウス「カーサクラシカ」で行います。
クラシック専門のライブハウスなので、誰でもお気軽に入れる明るい感じの雰囲気のお店です♪ぜひ、遊びに来て下さいね〜。
予約無しの当日のご来店大歓迎です♪
こういうクラシックのライブハウスなんて素敵ですねー♪
十九世紀フランスのモンマルトル劇場のようです。
古いフランスのそういった劇場では、オペラ、シャンソン、道化師、芝居、オーケストラなど、様々なジャンルの生演奏の出し物が、日々、催されていたそうですよ〜。
さて、私達の風変わりなラテンバンドは、どんなバンドなのかと言うと、「シャンソン・フュネライユ」というオリジナルのラテン音楽を演奏する日本唯一のバンドなのでございます♪
「シャンソン・フュネライユ」とは、つまりフランス語で「葬送の歌」。
不吉な感じがしますか?
いえいえ。
ラテン圏には、陽気に「人生の皮肉」を楽しむという文化があります。(あっ、私達の言うライン圏というのは、フランス、スペインなどのヨーロッパラテンです(笑))
「人生とは、壮大な葬儀なのだ。
一生をかけ、墓場に向かって歩いて行く。
時には陽気に寄り道しながら♪」
人間が誰でも最後は行く事になる「墓場」という場所をテーマに、人生の哲学的なユーモアを歌う音楽、それが「シャンソン・フュネライユ(葬儀の歌)」なのです。
つまり、人生の「皮肉」を歌う音楽です♪(笑)
歌い手は、黒いマントンに身を包み、ポルトガルの哲学歌であるファドを歌う「喪服のクリス」。可愛いフランスシャンソンを歌う「メルド(糞)のコ・テンコー」。ボロボロのタキシードを着込み、墓場の歌を歌う道化役者「戯けの黒猫」の個性派ぞろいのジャンルの違う三人の歌手。
大げさな身振り、
演技を交えた喋るような歌、
道化役者、そして歌手、
十九世紀フランス文学的な風刺、皮肉、
神学、ユーモアに富んだ歌詞。
「シャンソン・フュネライユ(葬儀の歌)」は、そんな人生の皮肉を、古めかしいラテン文学調に、ユーモラスに歌う大人の為のオリジナル・ラテン音楽なのです。
「葬儀」こそがある意味、清濁を超越した人間の人生というものを表していると思いませんか?
「そして最後に残るのは静寂のみ ・・・」
「人生は虚しい。人間はいつか死ぬ。
死んだら聖職者も乞食も詐欺師もみんな墓の中にいく。
だから生きてる間は好きに生きよう。
ずるくて情けないのが人間。
そんな人間のくそったれな人生こそが素晴らしいのだ!ダメに生きても、立派に生きても、
好きに生きても、同じ人生。」
そんな皮肉で、だけれど、カラっと明るいいたずらなラテン哲学で、私達は、フラメンコ、アルゼンチンタンゴ、シャンソン、ファド、オペラ、JAZZミュージカルを歌います。
道化師、歌手、生楽器演奏者達の奏でる、古めかしくて、陽気で、戯けたスペイン、フランスのひねくれユーモア音楽!!
さぁ、偉大なる先生方!!
御立会い!!
魔女や、ジプシー女、フランス女に、道化役者、
詐欺師に、オーケストラバンド・・・
そんな不思議な「シャンソン・フュネライユ(葬送の歌)」の一夜はいかがでしょう?
●「Podrido que nem a mosca pousa.蠅もたからぬ腐敗」
[日にち]2012年1月22日(日)夜
[場所]赤坂カーサクラシカ
http://casa-classica.jp/top/home.html
〒107-0052
東京都港区赤坂3-19-9オレンジボックスビルB1
TEL: 03-3505-8577
[出演バンド]
○ペス・デ・トゥンバ(墓の魚)
オープン18時00分
1ステージ・スタート19時00分
2ステージ・スタート20時30分
[チケット料金]
1575円(+1オーダー以上)
[(ペス・デ・トゥンバの)演奏メンバー]
道化師/演出家/黒実 音子(クロネコ)
スペイン風女性ボーカル/kris(クリス)
フランス風女性ボーカル/Co・テンコー
ピアノ/ドン・ベズーゴ
ポルトガルギター/フラメンコギター/マカフェリギター/島田[ロイド]賢
タンゴ・バイオリン/リカ
アコーディオン/卓上ピアノ/卓上オルガン/エジリーナ
バリトンサックス/丸山 カズー
アルトサックス /Aya
ウッドベース/荻堂 洋一(yoitch)
◎ゲスト
コーラス/ハレオ/大山 嘉珠代
*1:撮影・ヒラルディージョ様